県選挙管理委員会は、鳥取市内の統一地方選挙の期日前投票所で、有権者1人が知事選挙の投票をする際に、誤って県議会議員選挙の投票用紙を渡し、そのまま投票されるミスがあったと発表しました。
この有権者は県議会議員選挙については投票を済ませたことになり、やり直しはできないということです。

ミスがあったのは、鳥取市の気高町総合支所に設けられている知事選挙と県議会議員選挙の期日前投票所です。
県選挙管理委員会によりますと、4日の投票開始直後の午前8時38分ごろ、投票に訪れた有権者1人が知事選挙の投票をする際に、誤って県議会議員選挙の投票用紙を交付したということです。
知事選挙の白い投票用紙と、県議会議員選挙の黄色の投票用紙を自動交付機に逆にセットしていたのが原因で、有権者が投票箱に票を入れた時に投票管理者が色の違いに気づき、ミスがわかったということです。
この有権者は県議会議員選挙については、これで投票を済ませたことになり、やり直しはできないということで、鳥取市選挙管理委員会は、有権者に謝罪したうえで、知事選挙については改めて投票用紙を交付して投票してもらったということです。
市の選挙管理委員会は、交付機に用紙をセットする際は複数の担当者による確認を行い、再発防止を徹底するとしていて、県の選挙管理委員会も、同様のミスが起きないよう各市町村の選挙管理委員会に注意を呼びかけました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20230404/4040014703.html

鳥取県知事選
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/31/19015/skh52700.html
鳥取県議選 鳥取市選挙区
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