米国では、2022年2月に、米マサチューセッツ州が公立学校におけるマスク着用義務を撤廃。その後、数週間のうちにマサチューセッツ州の大半の学校がマスク着用の義務化を取りやめたという出来事があった。一方で当時、同州内のボストン地区と、近隣のチェルシー地区のみ6月までマスク着用義務を継続したことから比較が可能になり、本研究を実施することにしたのだという。

本研究では、マスク着用を解除した学区と、マスク着用を継続した学区の合計72学区で、29万人以上の生徒と、4万6,000人以上の職員を対象に、感染の状況を追跡調査した。ちなみに、州全体のマスク着用義務が解除される前は、COVID-19の感染率の傾向は全ての学区で同様であったそうだ。

マスク着用はコロナ感染防止に有用、米ハーバード大学の追跡調査
https://news.mynavi.jp/article/20221118-2517109/