強豪の高校女子バレー部に体罰情報 「ZIP!」で伝えた生々しい証言

被害にあっていた生徒の保護者はこう話している。
「髪の毛をわし掴みにして引きずり回すとか、肩をたたいたりとか、
至近距離でボールを当てるのは当たり前ですし、蹴っ飛ばされるのは日常茶飯事でした」。
ボールをぶつけられて口が切れ、出血すると、「ブスの顔を守るんじゃなくてコートを守れ」と暴言を浴びせられたと言う。

この顧問はこれまでにも暴力や暴言が問題になっていて、昨22年6月には学校が保護者らに「行き過ぎた行為だった」と謝罪していた。
しかし、その後も体罰は止まず、今年2月に神奈川県教育委員会に情報が伝えられた。

流通経済大スポーツコミュニケーション学科の小谷究准教授は「93件というのは報告されている件数なので、
実際はこれより件数はあると思います」という。

「体罰がなくならない背景には、体罰による指導を受けてきた指導者というのが、
プレーヤーへのコーチングが体罰というアプローチしか持っていなくて、
他の指導法を持っていないのが一つの原因としてあります」(小谷准教授)。
https://www.j-cast.com/tv/2023/04/05459281.html?p=all