船員らB―CAS視聴で不正疑い 神戸海保、42人書類送検
神戸海上保安部は18日までに、船内で有料放送を無料で見られるよう不正に改造されたB―CAS（ビーキャス）カードで視聴し、他人に譲渡したなどとして不正作出私電磁的記録供用や不正競争防止法違反などの疑いで、陸上・海洋土木会社「森長組」（兵庫県南あわじ市）の船員や社員ら20～70代の男性42人を書類送検した。
書類送検容疑は2018年2月～21年2月に同社保有の船舶内で改造したB―CASカードを譲渡や使用し、有料放送を不正に視聴した疑い。
海保によると21年4月、南あわじ市に係留中の同社の起重機船を立ち入り検査し発覚した。
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