その結果、どうなったのか。日本経済新聞(4月2日付朝刊)の記事「半導体装置輸出、対中4割―日本の貿易管理、十数社影響―曖昧な運用、懸念の声」が詳述しているように、
日本の装置メーカーは大打撃を受ける。23品目の4カテゴリ(洗浄、成膜、露光、エッチング装置)では東京エレクトロンの製造装置3つが対象だ。
世界市場でみると首位が米アプライドマテリアルズで、次いでオランダのASML、3位は東京エレクトロンである。

 2021年度実績で日本の中国向け製造装置輸出額は約1兆6000億円に達し、世界全体の4割を占める。
政府は「軍事転用防止の観点から今回の決定は技術保有国としての国際社会における責任を果たし、国際的な平和及び安全の維持に貢献」と言う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b9c196ccd05bed95119437b169dd6926b384b31