アベノマスク、糸ほどきガーゼに変身 障害ある人の技能訓練に5万枚

愛知、岐阜両県にある障害者の事業所では、譲り受けた10万枚を、1枚ずつ手作業で糸をほどく。

これまでにガーゼの布地になったのは約5万枚。このうち1万枚ほどが、様々な形で活用されている。
その使い道とは……。

運営会社の「Man to Man Passo」(名古屋市)は昨年1月、関連会社を通じて
マスク10万枚を厚生労働省から譲り受けた。
これまでに愛知、岐阜両県にある6カ所の事業所で、約5万枚の糸をほどいたという。

今回の作業は、これから就労をめざす利用者の技能訓練の一環だ。
集中力を養うほか、多くの人が作業に関わり、次の人のために枚数や向きをそろえたり、
検品して品質を管理したり。職場を想定したコミュニケーションの訓練にもなると、運営会社は説明する。
https://www.asahi.com/articles/ASR485JYHR47OHGB00F.html