米、韓国政府の通信傍受か 砲弾供与議論、文書流出
19時19分
共同通信共同通信

 【ソウル共同】安全保障上の機密を含む米国の文書が流出したとされる問題で、米紙ニューヨーク・タイムズは8日、米当局が韓国政府内の通信を傍受していることを示す文書も流出したと報じた。韓国大統領府は9日「米側と必要な協議を行う」と表明した。

 文書にはロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する米国に、韓国が砲弾を売却することを巡る韓国政府高官らの発言が記されている。

 韓国は「ウクライナに殺傷兵器を提供しない」との方針を堅持し、米国の不足分を補う形で砲弾を輸出した。文書には尹錫悦大統領がバイデン大統領から電話を受け、兵器供与に関し圧力をかけられることを危惧していたことが記されていた。

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