静岡県御殿場市の陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地で、砂を運搬していた3tのダンプカーが隊員をはねる事故がありました。滝ヶ原駐屯地は、運転していた隊員を減給処分としています。

減給30分の1(1カ月)の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地の普通科教導連隊に所属する男性2等陸曹(38)です。

滝ヶ原駐屯地によりますと2等陸曹は、2021年6月に駐屯地内の訓練所で砂をひきつめる整備作業のため3tのダンプカーを運転していたところ、隊員をはねる事故を起こしました。

はねられた隊員は、骨折など約18カ月の治療が必要なケガをしました。

2等陸曹は、ダンプカーの荷台に積まれていた砂をおろしながら前に進んでいた時に、後ろを見ながら運転しておりダンプカーの前にいた隊員に気づかずはねてしまったということです。

滝ヶ原駐屯地は警察に事故を報告し、2等陸曹はすでに罰金の刑事処分を受けています

https://www.fnn.jp/articles/-/511834