京都市議会議員選挙、共産党「牙城」で議席失う 市議団長「維新の台頭許してしまった」

京都市議会議員選挙(定数67)で、共産党は党の「牙城」とされる左京区の現職や市議団長を務める北区のベテランらが相次いで落選し、現有18議席から14議席へ大きく後退した。
京都府議会議員選挙(定数60)では、京都市内のベテラン現職らが落選し、改選前から3減の9に沈んだ。全国トップの議席占有率を誇る京都での組織力の低下があらわとなり、退潮傾向が鮮明となった。

府議選では、京都市南区で5期務めた現職の議席を新人の森吉治さん(66)が引き継いだが、下京区の西脇郁子さん(65)は32年間続いた党の議席を落とし、伏見区でも現職が再選を逃した。
1967年以来56年ぶりに府議会で10議席を下回る厳しい結果となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4218c8330e8cdf1eb2330d3ff7a291b6e76177a