J1浦和レッズは10日、サポーターによる「違反行為」があったとして公式サイトで謝罪した。

 4月9日のJ1第7節・名古屋グランパス戦(豊田スタジアム)において、複数の浦和レッズサポーターが立ち入り禁止エリアへ侵入して横断幕掲出を行い、さらに警備員への「暴行と思われる行為を含む諍い」があった。

 クラブのスタッフが試合前から試合終了まで、継続的に行為者に対して行為の中止を求め、掲出物の強制撤去にも着手したものの解決できなかったという。

 また、クラブ側の聞き取り調査では、行為者が暴行行為を認めておらず、それらを客観的に証明し得る情報も現時点では確認できていないとした。

 浦和は「Jリーグの会員であることはもとより社会の一員として、スポーツを通じた幸せの共有や、ルールある熱いサポートを通じたたくさんの幸せを感じられるスタジアム作りを目指す立場にありながら、この様な事態を招くこととなり誠に申し訳ございません。名古屋グランパス様、被害に遭われた方を始め、関係される全ての方々に心から深くお詫び申し上げます」と陳謝している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f54bdd7cd467e4f8c2a9d6420034dc2c2419b7b4