「核から国民守る」議論必要 正論大賞の織田邦男氏 受賞記念講演要旨
4/10(月) 22:02配信 

第38回正論大賞(フジサンケイグループ主催)を受賞した元空将で麗澤大特別教授の織田邦男氏の受賞記念大阪講演会が10日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開かれた。織田氏は「ウクライナ戦争の教訓と日本の課題」と題して講演した。織田氏の講演要旨は次の通り。

日本は中国と北朝鮮、ロシアの3つの独裁国家に囲まれ、領土係争を抱えている。3つの核保有国に囲まれているのは、世界広しといえど日本だけだ。

日本の安全保障環境は戦後最悪といわれるが、日本人の危機意識は薄いままだ。ロシアのウクライナ侵略戦争から何を学ぶべきか。見えてくるのは、核を持つ国連安全保障理事会常任理事国による「力による現状変更」は、もはや阻止できないということだ。国連は無力で、台湾有事や日本有事が起こっても誰も止められない。

※以下略※

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfadf29f1c7cba258949b1692241d5f52f455dec