石山寺で晋山奉告法要

大津市の石山寺では10日、新しい座主による晋山奉告法要が執り行われました。

晋山奉告法要とは、石山寺のトップである座主就任を、寺の本尊に告げるもので、2021年12月に父である先代の鷲尾遍隆座主の跡を継いだ鷲尾龍華第五十三世座主によって、国宝の石山寺本堂で執り行われました。

西国三十三札所の寺社や文化財、観光関係者などおよそ300人が参列する中、法要では、鷲尾龍華座主が座主就任への心構えを本尊に誓う、「晋山奉告文」を厳かに読み上げるなどしました。

また10日は、大津市にある近江鍛工の坂口康一会長により寄進された弥勒菩薩坐像の開眼法要も執り行われました。この弥勒菩薩坐像は、12日から、石山寺本堂で一般公開されます。

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