山口県議選で安倍系5議席、林系は4議席 競合の「衆院新3区」内で

 山口県議選が9日、投開票され、新たな県議47人が決まった。
衆院小選挙区定数の「10増10減」で、次の衆院選から選挙区が4から3に減る山口県。
林芳正外相と故・安倍晋三元首相のそれぞれに近い勢力が競合する「新3区」に含まれる選挙区では、
改選前と比べて「林系」が1議席減らし、「安倍系」は維持した。

トップ失い、割れた安倍後援会 県議選で対決「ノーサイドは無理」

 次期衆院選の新3区では、現3区の大半の地域と現4区が一つになる。
現3区に議席を持つ林氏と、11日に告示される現4区の補選に立候補する安倍氏の後継候補が、
自民党の公認をめぐって争う可能性がある。

 新3区に含まれるのは5市1町の5選挙区で定数計15人。
朝日新聞の取材では、安倍氏に近い現職5人が全員当選し、林氏に近い現職3人と新顔1人が当選した。

 ただ、無投票だった萩市・阿…

この記事は有料記事です。残り240文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

https://www.asahi.com/articles/ASR4B0SNJR49TZNB00M.html