TBS2023年4月11日(火) 06:00
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■MLB ツインズ 3ー4 ホワイトソックス(日本時間11日、ターゲット・フィールド)

ツインズ・前田健太(34)が本拠地のホワイトソックス戦で先発した。前田は6回、83球を投げ被安打8、奪三振3、四死球0、失点4で敗戦投手となった。

前回5日の復帰登板では好投しながらも敗戦投手になったツインズ・前田が大歓声を受けて2021年8月15日以来となった本拠地のマウンドに帰ってきた。1回、WBCアメリカ代表だった1番・T.アンダーソン(29)を迎えると立ち上がりから投げるたびに大きな声を出し、スライダーで空振り三振に打ち取った。

2回、先頭の4番・A.ボーン(24)にスライダーが甘く入り三塁線への2ベースで無死2塁のピンチ。5番・G.シーツ(26)をスプリットでレフトフライ、6番・Y.グランダル(34)をスプリットで空振り三振、7番・A.アルベルト(30)をスライダーでレフトフライと得点圏に走者を背負っても落ち着いたピッチングを見せた。

3回も先頭打者にヒットを許したがこの日の前田はコントロールが良く外角低めのボールの出し入れで連打を許さず無失点に抑えた。

1点を先制してもらった4回、打順もひと回りして1死一、二塁のピンチを迎えると6番・グランダルにスプリットをセンター前へ運ばれ1点を失うとなおも一、三塁で7番・アルベルトにスライダーをコントロールミス、前田も打たれた瞬間に天を仰ぐ勝ち越し3ラン。1球のコントロールミスが大量失点に繋がってしまった。前田は6回を投げ83球、被安打8、被本塁打1、奪三振3、四死球0、失点4で復帰後初勝利とはいかなかった。