予想以上に早い少子化のペース、「異次元の対策」に抜け落ちている視点 もはや「社会が維持できるか否か」の瀬戸際、残された猶予はごくごくわずか

2月末に厚生労働省から発表された数字はまさに衝撃でした。

 同省の人口動態統計速報によると、2022年の出生数は前年比5.1%減の79万9728人ということでした。80万人を割り込むのは明治32年に統計を開始してから初めての事態。

しかも国立社会保障・人口問題研究所が2017年に発表した「日本の将来推計人口」では、出生数が80万人を割るのは2033年とされてきました。それよりも11年も早く「80万人割れ」のタイミングがやってきてしまったのです。

「少子化が進んでいる、対策を」と長年叫ばれてきましたが、いよいよ日本は最悪の事態に直面することになったと言えるでしょう。

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