機密文書流出、中国に関する情報も…極超音速滑空兵器「高確率で米のシステム突破」と分析
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1866e2763aa223dd17baecb2b949f2a6ff6555

米政府の機密文書がインターネット上に流出した問題で、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、流出文書に中国に関する機密情報が複数含まれていると報じた。

 報道によると、流出した文書には、中国が2月25日、開発中の新型弾道ミサイル「東風(DF)27」を使った極超音速滑空兵器の飛行実験を実施したとの情報が記載されていた。
12分間、2100キロ・メートルを飛行し、「高い確率」で米国のミサイル防衛システムを突破する可能性があるとの分析が示されていた。

 極超音速兵器は軌道を変えながら低空を飛行し、探知や迎撃が難しい。
中国は極超音速兵器を搭載可能な中距離弾道ミサイル「DF17」を既に実戦配備しているとされる。
米国防総省が昨年公表した報告書によると、DF27の射程は5000~8000キロ・メートルで、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性がある。