ロシアの歩兵部隊が手にしている武器はシャベルか第二次大戦時代の遺物

 ――米国の専門家は、東部ドネツク州の要衝バフムートでロシア軍が甚大な損害を被っていると言っていますが、どう思われますか。

 ロペス ロシア軍と露民間軍事会社ワグネル・グループは、はっきり分かるほど大きな損害を被っている。歩兵部隊はシャベルや第二次大戦時代の武器でウクライナ軍の陣地を攻撃している。ロシア軍の戦車や装甲車は先の大戦以来のペースで破壊されている。

 ロシア軍は倉庫の中で眠っていた1950年代、60年代、70年代の戦車を持ち出すことを余儀なくされている。これらは旧ソ連時代の中戦車T54(1946年採用)やT55(58年登場)、主力戦車T62(65年登場)と、そして数十年前の大砲だ。