15日にドイツ全土で原発を停止するのを前に、福島を訪問したドイツ環境相がJNNの単独取材に応じ、原発の停止を決めた理由について「福島の原発事故が大きな論拠になった」と話しました。
きょう福島を訪問し、双葉町にある「原子力災害伝承館」を視察したドイツのレムケ環境相。視察後、JNN単独インタビューに応じました。
福島の原発事故後、「脱原発」へと舵を切ったドイツは15日に国内に残る3基の原子力発電所の稼働を停止させます。

ドイツ レムケ環境相
「ドイツは原子力という技術が結局、危険なものであると判断したから決めたのです。福島で起こった原発事故や津波が一つの大きな論拠になりました」

原発の停止を決めた理由についてこのように話し、「脱原発」後の課題については「再生可能エネルギーにより、力を入れていかなければならない」と述べたうえで、「ドイツ政府はこれを一丸となって実施していく」と強調しました。
レムケ環境相は今週末、札幌で開かれるG7気候・エネルギー・環境大臣会合に参加する予定です。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8D%98%E7%8B%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%8C%E8%AB%96%E6%8B%A0%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F-%E5%85%A8%E5%9C%9F%E3%81%A7%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%81%AE%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84-%E7%92%B0%E5%A2%83%E7%9B%B8%E3%81%8C%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E8%A8%AA%E5%95%8F/ar-AA19OAyZ