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飯舘・長泥地区の復興拠点、５月１日に避難指示解除
飯舘村は１５日、東京電力福島第１原発事故で帰還困難区域となっている長泥地区の特定復興再生拠点区域（復興拠点）について、５月１日午前１０時に避難指示を解除すると発表した。解除されるのは長泥地区の中心部などに設けられた復興拠点約１．８６平方キロ。これにより、県内６町村に設けられた復興拠点は全て解除されることになる。また、村内の復興拠点から外れた一部区域（曲田（まがた）集落）にある公園用地「長泥曲田公園」についても、復興拠点と同時に避難指示を解除するとした。帰還困難区域が残る県内７市町村で、復興拠点外の避難指示が解除されるのは始めて。
政府、県、村が１５日に村役場で協議し、避難指示解除に必要な３要件を満たしたとして合意した。
杉岡誠村長は協議後の記者会見で「夢のある古里長泥の実現を目指して、住民の思いを大切にしながらさまざまな施策を展開していきたい」と語った。
