岸田文雄首相は、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の機会に、核兵器保有国も含むG7首脳と被爆者との面会を調整する。原爆の惨禍を直接訴えてもらうことで、G7首脳と核軍縮を目指す決意の共有を狙う。ロシアによる核威嚇や核戦力を増強している中国を念頭に、核の使用を許さないとの強い意志を示し、停滞している軍縮機運醸成を主導したい考えだ。核軍縮も主要議題にするG7外相会合は16日、長野県軽井沢町で開幕する。

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