山本太郎の支持基盤となっている東京都の区と市は、職住一体型の産業が他と比べて少なく第3次産業の比率が高いだけでなく、独自の文化をかたちづくる高学歴層の住民が多い印象がある。
そこで2010年の国勢調査データをもとに高等教育卒業者数と、国勢調査をもとにした都のデータから大学・大学院卒業者人口を調べ、山本太郎支持、朝日新聞の購読数、生協加入率、革新系自治体か否かを重ね合わせたのが下図である。

東京都の市区町村(島嶼部のぞく)を大学・大学院卒者の比率によって順に並べると、上位の地域は山本太郎支持や朝日新聞の普及率や生協加入率と相関が強く、日本共産党が与党となっている議会数、革新系の人物が首長の座にいた回数が多いのが一目瞭然になる。

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