住人でない親子もたむろし「無料待合室」状態に

 飲食の金を持たされていない子どもたちは、ロビー横の応接スペースや共用施設のジムやプールのロッカールーム、休憩コーナーにたむろして、おしゃべりやゲームで親が帰宅するまでの時間を過ごす。外部から来た子らも加わるから大人数になるが、その子どもたちの親たちも「冷暖房完備、大人の目が行き届くタワマン無料待合室」をあてにしているのではと勘繰る向きもあるらしい。

 目に余って、一度、よく見かける5年生くらいの子に「きみ、名前と号室は?」と尋ねたら、「個人情報だから言えません」と即答されたと、田中さんは苦笑する。世代交代は既成事実で、問題はより複雑になっているのだとも嘆く。

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