大谷翔平のNY遠征で地元メディアが異例の忠告 来季FA見据えて「ファンは行儀よく振る舞え」
https://the-ans.jp/news/319013/
NY紙がファンに説いた“心構え”とは
 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発。打者としては2安打。投手としては雨による長時間の中断の影響もうけて、2回無安打1失点、31球で降板した。東海岸での連戦が続く中、18日(同19日)から始まるヤンキースとの3連戦を前に、ニューヨーク紙はファンに対し、大谷との“接し方”をレクチャー。「見つめすぎない」ことを求める一方で、来季の大谷の獲得に向けて好意的な材料を挙げて“ラブコール”を送っている。

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 今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷。今季初めてヤンキースタジアムで行われるエンゼルス戦を前に、ニューヨークの地元メディアの注目も高まるばかり。ニューヨーク紙「ニュースデイ」は「ブロードウェイのSho? オオタニはニューヨークでさらに大きなスターになれるかもしれない」との見出しで、まずは地元ファンに対して心構えを説いた。

「火曜日からの連戦でエンゼルスがニューヨークを訪れた時に、もしショウヘイ・オオタニが街を歩いているところを見かけても見つめすぎないように」とした上で「媚びるような金切り声は忘れなさい。そして、ボストンの人たちが日曜日の試合後にしたようなことは絶対にやっちゃいけない。オオタニがバスに乗るところを見ようと何百という人たちが待っていた動画が話題になったやつね」と忠告した。

 例に挙げられているのは、16日(同17日)のレッドソックス戦後にフェンウェイ・パーク場外でファンが出待ちしていたシーン。“注意喚起”している記事では「たださりげなく振る舞うように。分かった?」と念を押していた。

 さらに同紙は「その崇拝の気持ちは、オオタニが正式にピンストライプを着るかスティーブ・コーエンの給料支払簿に入るときまで残しておきなさい」とヤンキースかメッツ入団が決まるまでは大人しくするよう呼び掛け、「なぜなら、彼が今季シーズン後にFAになったときに、オオタニのように控えめな人を東海岸のビッグマーケットに来るよう説得するのは難題だからだ。ただ、不可能ではない」と獲得戦略にも言及している。