「日本が露骨にスパイ」 世界で非難と北朝鮮紙
https://news.yahoo.co.jp/articles/95f6ab1d63c9994bcbed948ad78d969c2d865221

【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日、中国とロシアでスパイの嫌疑で日本人の摘発が続いているとする記事を掲載し「日ごとに露骨になる日本のスパイ行為は国際社会の非難を呼び起こしている」と主張した。

 同紙は最近、安全保障政策や歴史問題で日本批判を強めているが、第三国での事件を挙げるのは珍しい。日本に絡む問題で中ロを支持する立場を強調する狙いもありそうだ。

 記事は北京で3月にアステラス製薬の現地法人幹部の日本人男性がスパイ容疑で拘束されたことを紹介。昨年9月にロシア当局が極東ウラジオストクの日本総領事館の領事を一時拘束して国外退去させたことも挙げた。