【04月20日 KOREA WAVE】ソウル・江南(カンナム)予備校街の「麻薬飲料」に絡む事件で、使われた麻薬飲料1本(100ml)に、危険水準のヒロポン(塩酸メタンフェタミン)0.1グラムが含まれていることが、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊への取材でわかった。この飲み物は保護者を含む9人が飲んで副作用が現れたが、多くは回復しているという。

一般に、ヒロポンの場合、一度に0.03グラムを投薬すると有害とされる。この点を考慮すれば、0.1グラムは3倍以上の危険な水準だという。ヒロポン0.1グラムが含まれた麻薬飲料1本を飲んだ場合、急性中毒によって精神錯乱、記憶力喪失などが発生する可能性がある。

警察によると、飲み物を1本飲んだ生徒は麻薬後遺症に1週間苦しんだという。警察関係者は「被害者の多くに副作用が現れ、心理ケアを含む支援を進めている」と話している。

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