https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-20/RTEXH4T0AFB401

米国などウクライナを支援する一部の主要国は、ロシアへの輸出をほぼ全面的に禁止する方向で検討している。
事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ロシアに対する経済的圧力を大きく強める可能性がある。

関係者らによれば、主要7カ国(G7)の当局者は5月に開催される首脳会談(広島サミット)を控え、対ロ輸出をほぼ全面的に禁止する案について協議している。
この措置に欧州連合(EU)加盟国が参加することも目指しているという。この案はまだ協議中であり、内容は変更される可能性もあると、関係者らは語った。

この案は、例外として認められない限り対ロ輸出を全面的に禁止する内容で、実現すれば既存の対ロ制裁を一変させることになると、関係者らは述べた。
現時点では、制裁対象となっていない限り全ての輸出が認められている。