岸'田首相襲撃事件に政権批判コメントが目立つ理由 <爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ないほど今の自'民党がやっていることはひどい>

「アンチ自.民党ではない」と専門家


15日、和歌山市・雑賀崎漁港の演説会場で岸'田文雄首相に手製爆弾が投げつけられた事件では、幸いにも大きな被害が出なかった。事件が報じられると、岸'田首相が無事だったことへの安堵の声はもちろんあったが、一方で「そりゃ、そうなるのも納得だわ」という、突き放したようなコメントもネット上にあふれた。これは何を意味するのか、メディア社会学が専門の立教大学の砂川浩慶社会学部長・教授に聞いた。

<爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ないほど今の自'民党がやっていることはひどい>

<政治家が犯行に対して『民主主義への挑戦だ』と言えるほど、この国に民主主義が根づいているのか。国民の声を聞いて増税をやめろ>

 事件がネットニュースで報じられると、爆弾を投げつけられた岸'田首相が行ってきた政治に対する不満をぶつけるようなコメントが数多く書き込まれた。

「これまで相当たまってきた不満が一気に噴き出した感じです。岸'田首相への同情はあまり感じられません。というのも、岸'田内閣は昨年12月に国会論戦なしに防衛費増額を決めてしまい、これから国民負担が増えるわけです。(2021年の自民党総裁選の際に)“人の話をよく聞きます”って言っていたけれど、このおじさん、ぜんぜん聞く耳を持たないじゃないかと、みんなが思っている」


https://news.yahoo.co.jp/articles/6f683adfaa39566671607555954f348add80f613