斉藤国土交通相「安全・安心対策 責任持ち着実に実行」

斜里町ウトロで開かれた観光船事故の追悼式のあと、会見を行った斉藤国土交通大臣は「事故を防げなかったことを大変重く真摯に受け止めている。このような痛ましい事故が二度と起きることがないよう、旅客船の総合安全・安心対策について国土交通大臣として責任を持って着実に実行し、万全に対策していきたい」と述べ、抜き打ちの監査や通報窓口の設置などでチェック体制を強化していく考えを示しました。
また、事故のダメージで観光客の回復の遅れが懸念されている知床観光の支援については、外国人富裕層の誘致促進を図るモデル観光地に指定したことなどを挙げ「今後、複数年にわたり集中的な支援を実施していく予定だ。知床ならではの魅力を生かした観光関係者の取り組みを観光庁としても支援し、早期回復を図っていきたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057034.html