過去にも自殺配信で命を絶った人が

 ところで、自殺配信は、今回の2人が初めてではない。2010年11月9日、仙台市青葉区のアパートに住む会社員の男性(24)が、匿名掲示板「2ちゃんねる」で自殺予告をして、動画配信サービス「USTREAM」で配信。室内で自殺した映像が流されたことがあった。この男性は、自殺の動機としてナンパの失敗をあげ、配信の中でこう話していた。

「(自分は)孤独な男性でしたね。大学時代の友達とはたまにメールしたりして、すごい心癒されることもあるけど、大学とは離れているんで、なかなか会う機会がないし、辛いっすね。心の支えを無くしてしまいましたね。家庭崩壊してしまったし」

 2013年11月24日、滋賀県近江八幡市のマンションに住む中学3年の女子生徒(14)が自らの自殺をツイキャスで配信した。この生徒は、「2ちゃんねる」で遺書のような書き込みをし、自殺配信を予告した。書き込み内容によると、受験のストレスがあったようだ。〈伝説になる〉〈ちやほやされる〉とも書かれていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/188625e9baf75dbae2a62644453093f20eed783c?page=2