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大手電力会社さん 卸売り市場への供給を絞り市場価格を釣り上げ新電力の競争力を低下させていた。 [715715613]
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垢版 |
2023/04/24(月) 17:44:45.15ID:+A0+8v430?2BP(1000)

「自由化は失敗」と突きつけられたようだった。公正取引委員会は3月、関西電力と中部電力、中国電力、九州電力の4社がカルテルを結んだとして独占禁止法違反を認定しただけでなく、大手電力がほかにも競争をゆがめる行為をしていたと明らかにした。

要すれば次の通りだ。大手のなかに、発電した電力の卸売価格を新電力よりも自社グループの小売会社向けに安く設定した例があった。卸売市場への電気の供給量を絞り込み、市場価格を引き上げて新電力の競争力を低下させることを企てる動きもみられた。

発電した電気を自社グループに安く販売することは不当な内部補助にあたる。電源の多くを握る大手が市場支配力を用いて、卸売市場の販売価格をつり上げて相場を操縦しようとした疑いももたれている。

公取委は大手電力が地域をまたいで営業活動をする際に、越境先の電力会社に「仁義切り」と称して経営層も含めて慣習的に情報交換をしていたことも指摘した。

すべての大手電力が2020年に「内外無差別に電力卸売を行う」と表明した自らの約束は、守られていなかったようだ。公取委は実態を把握するための調査にすでに着手した。どの程度常態化していたかが焦点になる。

経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会はこうした行為を見抜けなかった。ある新電力の関係者は内外無差別について「監視委と公取委に情報提供してきたが、裏を取ったのは公取委だった」と話す。監視委によるモニタリングやチェック機能が不十分だった恐れがある。
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