23日午後、秋田県横手市の農作業小屋で、70代の男性が肥料を混ぜる機械に巻き込まれ死亡した。

 事故があったのは、横手市十文字町十五野新田の農作業小屋で、23日午後2時50分ごろ、作業していた男性が肥料と土を混ぜるかくはん機に寄りかかってぐったりしているのを家族が見つけ、消防に通報した。

 倒れていたのは農業・佐藤慶市さん(71)で、すでに意識はなく、約1時間20分後に搬送先の病院で亡くなった。

 佐藤さんは、23日午前8時ごろから1人で機械を使って肥料を作る作業をしていて、昼食の時間を過ぎても戻らなかった。

 かくはん機は電源を入れると回転する仕組みで、佐藤さんの服が巻き込まれた痕が残っていた。

 警察は、絡まった服で首を締め付けられて窒息死したとみて、事故の詳しい状況を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c147354110a3ff1e3655303cf3f5fd6eaa353d79