昨年4月下旬、大阪市に住む90歳の女性が自宅で息を引き取った。死因は「凍死」。駆けつけた警察は、同居していた62歳の息子を保護責任者遺棄の罪で逮捕した。都会の片隅でひっそり暮らしていた親子が迎えた最悪の結末。なぜ母親は自宅で凍えながら命を落とさなければならなかったのか。大阪地裁で開かれた公判に出廷した息子は、社会から孤立し、誰にも頼ることができないまま追い詰められたいきさつを語った。

https://nordot.app/1018701755520516096

https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1019520494684798976/origin_1.jpg