日本の宇宙開発企業 “民間で世界初”月面着陸に挑戦も…月面に激しくぶつかり着地か
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日本の宇宙開発スタートアップ企業「ispace(アイスペース)」の月着陸船が、民間では世界初となる月面着陸に挑んだ。しかし、着陸の前後で通信が途絶え、月面に激しくぶつかる形で着地した可能性が高いと発表された。


■通信不能に…月面に激しく着地か

 ispace 袴田武史CEO:「我々、ispaceとしては、人間が宇宙で生活圏を築けるような時代になってほしい。そのためには、月の資源を活用していくのが第一歩」

 2年後には、月に荷物を輸送するサービスをNASAに提供する予定にもなっていた。

 着陸船は、日本時間26日午前1時40分ごろ、月の北半球にある「氷の海」の近くに降り立つことになっていた。ところが…。

 袴田CEO:「月面の着陸の所まで通信は確立できていたが、現在、通信は確立できていない」

 このため、月に降り立てたか確認できない状態になったという。

 「ispace」は、着陸船は月面に激しくぶつかる形で着地した可能性が高いと発表した。