「BYOD」とはブリング ユア オウン デバイスの略で、個人が私物として所有するパソコンなどを業務に使う形態をあらわすIT用語です。 岩手県教育委員会は、2024年度から県立高校に入学する現在の中学校3年生から、原則各家庭で準備したパソコンやタブレットを授業などで活用していくとしています。 県教委が4月25日に開いた県学校教育ICT推進協議会で、議題の一つにあがったのが県立高校の「BYOD」導入についてです。 県教育委員会 西野文香教育企画室長 「将来的にはパソコンは文房具ということで、原則可能な世帯には準備してほしい」 県教委は端末を利用する場面としてリモート授業やスライドを使っての発表、また生徒が英語で話した声を録音しAIで発音を採点することなどをあげています。 県教育委員会 兼平龍太朗担当課長 「社会の急速なデジタル化に伴い、端末の学校・家庭学習の場での使用が増えている。家庭で用意する端末ではアプリ追加や就職・進学した後に自分が使い慣れた端末を継続して使えるメリットがある」 その端末ですが県教委はノートパソコンやタブレットを推奨しています。 なおキーボード入力のスキルを育成するためスマートフォンは除きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/862215c9c89ec165b7b23412146b206a8ea44011