NTTドコモ、都市部で「4G」データ通信速度が低下…今夏までの解消目指す

NTTドコモは26日、渋谷や新宿といった都市部を中心に、通信規格「4G」によるデータ通信の速度が極端に低下したり、つながりにくくなったりしていると発表した。通信量の集中で容量が不足しているためとみられ、今夏までの解消を目指す。

オンラインで開いた戦略説明会で明らかにした。発生時期は数か月前からだといい、緊急通報など通話への影響はないとしている。動画の視聴など、データ通信量が増大し、特定の周波数において、通信が混み合っているためとみられる。

通信を制御する技術を改善し、高速・大容量通信規格「5G」の基地局を増設するなどして、状況を改善する。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230426-OYT1T50161/