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ゆる系番組「ヤギと大悟」なぜウケる?テレ東社長、レギュラー化の反響を分析「大悟さんが…」


 テレビ東京の定例社長会見が27日、都内の同局本社で行われ、この春レギュラー番組に昇格したヤギが主役の旅番組「ヤギと大悟」(金曜後7・25)について、反響を明かした。

 主役のヤギ(通称・ポポ)とお笑いコンビ「千鳥」の大悟が一緒に田舎町を行き当たりばったりで散歩する、台本なしの予想のつかないヤギ旅を展開。「ヤギのお腹がいっぱいになったらロケ終了」というゆるさもウケ、2021年末に放送された第1回がギャラクシー賞テレビ部門2022年1月度月間賞など3つの賞を受賞。これまでに3度特番が放送され、SNSでは番組を繰り返し見る「追いヤギ」という言葉も生まれるなどハマる人が続出。大きな話題となり、4月期の編成説明会でレギュラー化が発表された。また、同局の2023年度入社式にポポがサプライズ登場するなど、早くも同局の“顔”となっている。

 今月7日に初回が放送されると、ツイッターを始めネット上で「ゆるくていい」「待ってました」と、瞬く間に話題を呼んでいた。同局の石川一郎社長はこの日の会見で「まだ始まったばかりなんで、それほど大きな手応えあるわけじゃないんですけど」と前置きした上で「『ヤギと大悟』は放送だけではなく、配信でも見られてるということで、これから期待できる番組だなという風に思っております。また、『ポケモン』に関してもそれなりの手応えがあります。これから伸びていと思っています」と手応えを口にした。

 「ヤギと大悟」の人気の理由については「どっちが主役かわからないのがいい。大悟さん、凄く人気のある方ですが、あの番組は主役がヤギのポポ。大悟さんが脇役に徹する姿が面白いんじゃないかと思います」と分析。「あとはCO2排出がゼロというところも貢献できると思っています」とコメントした。