大町市役所の男性課長が部下の女性にセクハラ行為をした問題について、牛越市長は会見で「全職員に対し研修会を行うなど再発防止を徹底する」などと述べました。

大町市役所の50代の男性課長は4月11日、部下の女性職員を呼び出し、庁内で胸を触るなどのわいせつ行為を行いました。

女性の訴えを受け市はセクハラ行為と認定。25日、停職5ヵ月の懲戒処分としました。

大町市・牛越徹市長:
「絶対はあってはならない事案。全職員を対象にアンケートをとるなど抜本的な対応を講じて参りたい」

牛越市長は27日の会見で、再発防止に向け全職員に研修会を開くほか、ハラスメントの実態をアンケート調査すると明らかにしました。ハラスメントを防ぐ組織の設置も検討します。

今回の事案では、市は男性課長に女性と接触しないよう指示していましたが、庁内で顔を合わせる場面があったということです。

市は「今後、処分前に接触を禁ずる対応などを検討したい」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/796307a1101f44576844a9cad3e7b123da9ad0e8