大相撲夏場所の番付が1日、発表され、春場所で初優勝した関脇霧馬山(27)=陸奥=が両国国技館で会見に臨んだ。
2桁勝利がノルマとなる大関とりへ「決めたい」と決意。大関昇進ならモンゴルに4年ぶりの里帰りがかなうこともモチベーションに、夢をつかみにいく。
新関脇に昇進した若元春(29)=荒汐=は弟の若隆景と史上4組目の兄弟関脇誕生となった。元大関の朝乃山(29)=高砂=は9場所ぶりの幕内復帰を果たした。

 故郷に錦を飾る日までもうすぐだ。大関とりに挑む霧馬山に、大きなモチベーションが加わった。
「師匠(元大関霧島の陸奥親方)から『今場所上がったら、帰っていいよ』と言われている」。大関昇進なら、モンゴルへの里帰りがかなうことを明かした。


 遊牧民の一家に生まれ、首都ウランバートルから約500キロ離れた「車で7時間くらい」というドルノド県出身。
来日から8年で、新十両に昇進した2019年の一度しか帰省していない。両親らの待つ故郷へ、念願の大関となってがい旋できれば最高だ。
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