両親の死亡を隠し年金1400万円余りをだまし取った疑いで、63歳の男が逮捕されました。
 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定の無職世羅直樹容疑者(63)です。

 警察によりますと世羅容疑者は両親が死亡したにもかかわらず、届け出ないで生きているかのように装い、2018年6月から2023年2月にかけ、29回にわたって年金合わせて約1440万円をだまし取った疑いがもたれています。

 調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

 2月に三重県四日市市の両親の住宅で白骨化した両親の遺体が見つかり、世羅容疑者は死体遺棄の罪で起訴されています。

 警察は2018年より前にも年金をだまし取っていた可能性があるとみて調べています。

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