眼下は大阪湾 絶景の釣りスポットで爆釣の予感…大阪・岬町

海の上の道の駅-。大阪府の南端、岬町の「とっとパーク小島」は、大阪湾の沖合に突き出ている道の駅だ。元は関西国際空港2期島の埋め立て工事のため土砂積み出し用につくられた桟橋。
工事完了後は地元の要望で残され、釣り場としての活用が始まった。今では絶好の釣りスポットとして、常連から初心者、家族連れまで多くの釣り客に親しまれている。

府内から車を走らせ和歌山県境に近づくと、魚を模したドーム状の建物が2つ並んだ桟橋が見えてきた。ここが、とっとパーク小島。建物は釣り具の売店や食堂で、その先の階段を下りた桟橋が釣り場になっている。

道の駅従業員の北磯智子さん(41)は「休日には小さな子供を連れたファミリーも多く、100~200人になる」と話す。取材に訪れた日は風が強くやや悪条件だったせいか、釣り客は20人程度。釣り糸を垂らし海に挑んでいた。

「春先はメバルねらいだけど、マダイやクロダイもいける。年中いろんな魚が釣れる」と話すのは、4年ほど前から月3~4回通っているという兵庫県西宮市の男性(67)。
「家族もお土産を期待して、ここには喜んで送り出してくれる」と笑顔をみせた。

桟橋の足場では、金網越しに海が見える。真下に潮の流れがあり、岸壁など他の釣り場に比べ、さまざまな魚種が狙えるという。

https://www.sankei.com/article/20230503-JANZGN7XTZLZHIANGTIG4YMEA4/