岐阜県の自民党多治見市支部の預金を不正に引き出したとして、詐欺などの罪に問われていた古屋圭司衆院議員の元私設秘書の男性が、自宅で死亡しているのが見つかりました。

【写真を見る】古屋圭司衆院議員の元私設秘書(23)が自宅で死亡 自民党多治見市支部の預金を不正に引き出し 詐欺などの罪で公判中 岐阜

関係者によりますと、2日、古屋議員の元私設秘書の山本翔貴被告23歳が、岐阜県土岐市内の自宅で死亡しているのを家族が発見しました。自殺とみられています。

山本被告は、自民党多治見市支部から不正に入手した通帳と印鑑を使い、支部の口座から50万円を引き出した詐欺などの罪に問われていました。

ことし2月に逮捕、3月6日に起訴され、7日には、岐阜地方裁判所多治見支部が保釈を認めていました。先月20日に開かれた初公判では、認否を留保していました。

岐阜地裁多治見支部は、今後、公訴を棄却する見通しです。