東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件に絡み、日本オリンピック委員会(JOC)が日本選手団公式服装の作製会社を公募で選定する前、JOC幹部(当時)が紳士服大手「AOKIホールディングス」側と面会し、服装案を助言した疑いのあることが関係者の話でわかった。JOC幹部は、AOKI前会長・青木 拡憲ひろのり 被告(84)らに後押しを依頼された大会組織委員会元理事・高橋治之被告(79)(受託収賄罪で起訴)らから、AOKIを選ぶよう働きかけを受けていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230503-OYT1T50146/