AVに出る中で、出演する人たちの中には、過去に性暴力や家庭での心身虐待を受けた人がいることを知った。だから、出演を「自己責任」という言葉を聞くとつらくなる。

 社会の支援を最も必要としている人たちなのに、切り捨てられてしまうのではないか。生きるための選択肢としてAVを選ばざるを得ない人は多い。その前に医療や福祉にもっと確実につながる仕組みがあれば、と思っている。
(略)