戦争当時を知る参拝者に話を聞いた。

「勝った、勝ったと思った。やった、やったと思うわね、そりゃ」(女性)

「その当時は負けるという考えはなかったよね、全然」(男性、当時13歳)

「ラジオは神様みたいなものと思ってました。当時はね。
日本軍は強いんだと、日本という国はたいしたもんだと」(男性、当時12歳)

「(ラジオのいうことは正しいと)もう信用しきってましたよ」(女性)

『日本人はなぜ戦争へと向かったのか メディアと民衆・指導者編』より抜粋