陸自隊員が全裸「儀式」

福島の演習場 撤収を見送り

 陸上自衛隊勝田駐屯地(茨城県ひたちなか市)の施設教導隊が、福島県の布引山演習場での演習終了後、隊員の一部が全裸で撤収車両を見送るという反社会的な「儀式」を行っていたことが二十九日までに分かりました。

 「儀式」は今夏の七月二十日午後八時すぎ。布引山演習場の正面入り口付近に隊員ら数十人が集合。中にはマットを手にした隊員も。演習場奥の駐車場で大型車両などがいっせいにライトアップし、移動を開始しました。

 エンジン音が近づいたときでした。数人の隊員が上着やズボン、下着を脱ぎ始めました。車両が門前に接近すると、全裸の隊員らが車両に向けて両手を振り、持参したマットの上でポーズをつくるパフォーマンスをくり返しました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-30/2008123011_02_0.html