https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230504/2000073425.html

大型連休 大阪の観光名所 通天閣ににぎわい戻る

大型連休も後半を迎え、大阪の観光名所、通天閣には多くの人が訪れ、感染拡大前のにぎわいを取り戻しています。

大阪・浪速区にある通天閣は、大阪の街を一望できる展望台などが人気の観光名所です。
大型連休も後半を迎え、入り口には入場を待つ人の列ができるなど、多くの人でにぎわっています。
通天閣の運営会社によりますと、来客数は、感染拡大前の水準に戻り、大型連休中は、展望台の営業時間を1時間延長しています。
足の裏をなでると幸福が訪れると言われる「ビリケンさん」の像は、コロナ禍では、触れることができませんでしたが、こうした規制はなくなり、訪れた人たちは、御利益を願っていました。
福岡県から家族で訪れた女性は「大阪の街がにぎわっていると感じました。コロナ禍の前に戻ったように感じているので、楽しみたいです」と話していました。
「通天閣観光」の高井隆光社長は「明けない夜はないという思いで、頑張ってきたので、たくさんの方に来てもらい、うれしいです。人手不足などの課題もありますが、街が盛り上がるよう仕掛けていきたいです」と話していました。
通天閣では、現在、塔の塗り替え工事を行っていて、ことし9月には新たな姿が披露されます。