英国国王戴冠式の重要な要素とされる「運命の石(スクーンの石)」がスコットランド・エディンバラを離れてロンドンに移送された。
27日(現地時間)、運命の石は夜、エディンバラ城で儀式を行った後、徹底したセキュリティの中でロンドンに運ばれた。
重さ150キロの赤い砂岩である「運命の石」は聖なる物品と考えられ、スコットランド国王の王権を象徴する。
9世紀初めからスコットランド国王の戴冠式に使われたとされ、1296年エドワード1世が戦利品として奪ってきた。
彼は1300年、「運命の石」を下に収納できる戴冠式の椅子を製作するように指示した。
「運命の石」の入った戴冠式の椅子は1399年ヘンリー4世の戴冠式の時から使われてきた。
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