合言葉は「反Woke」 文化戦争で保守色競う共和党候補たち

2024年の米大統領選の共和党候補指名争いで、リベラル的な価値観の広がりに対抗する「文化戦争」を基軸に据える候補が目立っている。人種・性的少数者(マイノリティー)が過度に優遇され、宗教心は薄れ、伝統的な家族観が崩れている――。
そう危ぶむ白人保守層に「反転攻勢」を訴えかけているのだ。合言葉は「反Woke(ウオーク)」。ウオークは「目覚めた」という意味で、
人種やジェンダーを巡る差別や不平等に強い問題意識を持つ人を指す前向きな言葉を逆手に取り、「意識が高いことを気取って、価値観を押しつけている」と批判している。

https://mainichi.jp/articles/20230505/k00/00m/030/176000c