楽天モバイル、22年12月期決算は営業損失4615億円と赤字拡大 
先行投資続くも赤字は第1四半期をピークに減少傾向

楽天グループ<4755>傘下の楽天モバイルの2022年12月期の決算は、売上高2001億9400万円(前の期比27.7%増)、営業損失4615億3800万円(前の期は4163億4300万円)、経常損失4732億9000万円(同4229億6600万円)、最終損失4265億9100万円(同3262億3200万円)だった。
5月10日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。

・売上高:2001億9400万円(同27.7%増)
・営業損失:4615億3800万円(同4163億4300万円)
・経常損失:4732億9000万円(同4229億6600万円)
・最終損失:4265億9100万円(同3262億3200万円)

同社は、携帯キャリアサービス「楽天モバイル」などを提供している。通信料金を1年間無料とするキャペーン期間終了に伴い、通信料金の支払を開始したユーザーが増えたほか、端末販売の増加も売上収益の増加に貢献した。

他方、減価償却費等のネットワーク関連費用も増加した。自社基地局設置等の先行投資が継続しており、巨額の損失を計上することになった。ただ四半期ごとの損失は第1四半期をピークに縮小傾向にあるという。
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