山中伸介委員長は定例会で「規制委としてどのように対応するか、明確にする必要がある」と述べ、事務局に論点を示すよう指示。近く定例会で議論する。
 定例会後の会見で山中委員長は、土台が支えきれずに圧力容器が落下した場合、外側の格納容器も破損する可能性があると指摘。数カ月かけて耐震評価を実施するとした東電に対し、「早く対応してほしい。何が起きているのか分からないのに(耐震評価は)意味がない」と批判し、「緊急時に周辺環境へ影響が出る可能性があるのかなど、具体的な検討項目を東電へ早急に示したい」と述べた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/249111